金属アレルギーに関する歯科医療従事者研修会

11月28日(金)診療後 北海道歯科医師会主催のセミナー「金属アレルギーに関する歯科医療従事者研修会」に参加してきました。講師は市立旭川病院皮膚科 医師:堀 仁子先生です。個人的に金属アレルギーに興味があり楽しみにしていたセミナーです。皮膚科医の視点で口腔内に出やすい粘膜疾患やパッチテストの詳細などたくさん勉強できました。現在 金属の値段の沸騰や金属アレルギーの観点から保険診療でもノンメタル時代に突入しています。しかし、すべての症例でノンメタルは実現しておらず、また、レジン等のアレルギーもあることから金属でなければアレルギーが出ないとも限りません。来年の保険改正でさらなるノンメタル補綴の導入が期待されますが、ご自身の口腔内がどんなメタルがはいっているか?確認が必要なのかもしれません。インプラント治療でもチタンアレルギーの症例は報告されています。他の金属に比べて少数ですが・・・。粘膜疾患が出た場合、パッチテスト等を受け、ご自身のアレルギーテストが必要な時代になるかもしれません。

患者一人ひとりに真に調和した咬合面のつくりかた セミナーに参加

11月22日に東京 上野で開始された【患者一人ひとりに真に調和した咬合面のつくりかた】に当院のパートナー歯科技工士の扇先生(北海道歯科技工士会 会長)と参加してきました。講師はJIADS理事長 佐々木猛 先生と歯科技工士の風井英毅先生です。このシステムは補綴物(クラウンやブリッジ インプラント補綴等)を患者さんの口腔内で仮歯として使用し、機能後の咬合面形態をそのまま最終補綴に置き換える方法です。佐々木先生が20年にわたり試行錯誤して完成したシステムです。当院でも自費治療のみですが採用し、最終補綴時に調整時間の少ないシステムと実感しています。今回、このシステムの実習付セミナーに2人で参加してきました。近年の歯科治療は歯科医師1人で完結できることは少なく、歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手等がチームを作り対応する時代になっています。今回のシステムも同様に私だけが理解していてもチームにうまく伝達できなかったり解決できない問題などがある場合、1つの頭より2つの頭でより迅速に解決できることが多くあります。今回はパートナーの歯科技工士と一緒に参加することによりより情報の共有ができたかと思います。今日の勉強にさらなるパワーアップを図りたいと感じました。

第55回 日本口腔インプラント学会に参加

10月24日~26日まで福岡県で行われた第55回 日本口腔インプラント学会学術大会に参加してきました。北海道は寒い中のコートを着ての出発でしたが博多は半袖の方や日傘をしている方がまだいました。日本は広いですね。

今回の学会では歯科界でもAIの影響が出ており、どんどんデジタルの勢いを感じられました。興味の惹かれる新商品や新しいエビデンスもたくさん学ぶことができました。来年は東京です。

第45回 東北 北海道 日本口腔インプラント学会支部学術大会

9月6日7日と仙台で行われた「日本口腔インプラント学会 第45回東北 北海道 支部学術大会」に参加してきました。9月ですが仙台は猛暑で30度近い中で開催されました。今年も北日本口腔インプラント研究会のメンバーと共に参加してきました。講演や展示場で新しいマテリアルや情報をゲットできましたので臨床に活かしていきたいと思います。